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2016.1.27

「掌の美 愛しき展 vol.3」

こんにちは。
タピエスタイル京都店です。

京都は寒い日が続きますね。
暖冬はどこへやら…春が恋しい今日この頃です。

みなさま風邪などひかれないよう
お気をつけくださいね。

さて、京都店では1月22日より
『掌の美 愛しき展 vol.3』が始まりました。

第一部に続き、
新たに4名の作家さんが揃いました。

彩豊かな世界がひろがり、
店内は一気に春が待ち遠しくなるような
素敵な空間に…。

少しずつではありますが
ご紹介させて頂きます。

image1-2

こちらは、油画作家 "安藤みちこ" さんの作品。

まず目に飛び込んでくるのは、印象的な色遣い。
優しい雰囲気の中に、どこか洗練された女性らしさも感じます。

実は安藤さん、グラフィックデザイナーとしても
ご活躍されています。
絵の前に立つと、何かを想像したくなるような気持ちになるのは、
そういったデザイン性が活かされているのかもしれませんね。

image1-3

こちらは、器GALLERIAさんの作品。

器の内側から外側、底裏にまで施されたデザインはただ絵を描いているのではありません。
磁器土にカラー土を重ね、
その色土部分を針で掻き落とすことによって表現されているのです。

インテリアデザイナーとしての経験もお持ちの作家さん。
モットーは "丁寧に” と語ってくださいました。

そのデザインも、
一つ一つ違うカラーバリエーションも、
全ては作家さんが使い手の暮らしを丁寧に考えているからこそ、私たちは心地よく感じられるのだと思います。

image1

こちらは、陶芸作家 "片瀬有美子"さんの作品。

イギリスで古くから伝わるモカウェアという技法が応用されています。
モカティーという溶液で溶いた顔料を、
まだ水分が含まれた白化粧土に落とすと…
その土を伝わって模様が広がるのだとか!

なんとも不思議です。

何色を使うのか、どこの場所に落とすのか、
その量は?

自然の力が生み出すアートだからこそ、1点1点作品の見せる表情は
異なります。
お皿として、大切なアクセサリーを置く器として、用途も様々。
きっと暮らしに優しさをプラスしてくれることと思います。

image1-4

こちらは、陶芸作家 “岡安真美” さんの作品。

ポツポツとした模様が特徴的な”araleシリーズ"が揃いました。
araleは一見主張しているように見えて、
器の曲線や形の魅力をより引き出すかのように調和しています。

そして、目をひくポップなカラーも特徴的ですね。
一つ置いてあるだけで存在感があり、
モダンな和テイストとして暮らしに取りいれてみても楽しそう。

大切にしていることは「リズムとかんかくですね」と作家さん。

「かんかく」というのは、
釉薬をしぼっていく感覚であり、点々の間隔でもあります。
みなさまのリズムに心地よく響く作品を探してみてください。

今回の展示は
2016/1/22(金)~2/3(水)までとなっております。

みなさまのご来店、心よりお待ちしております。

_______________________________

タピエスタイル ラクエ四条烏丸店
〒600-8009 
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町101
LAQUE四条烏丸 2F
http://laque.jp
Tel :090-8821-8681
Open:10:30~20:30(休日等はLAQUE四条烏丸に準ずる)

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