デザイナーや広告スタイリングの世界でも華々しいキャリアを重ねて来られた関西在住の寺井詩乃氏。
この度、あたらしくアクセサリーブランドを立ち上げられました知り合いのモデルさんやデザイン業界のお仲間にクローズドで販売する中で人気が高かったのがこのイニシャルピアス。もっと多くのひとに見てもらいたいとタピエスタイルの門戸を叩いてくださったことがきっかけでこの度ルクアイーレ店にて個展を開催する運びとなりました。

◾︎作家在廊時間中はオーダーも受付いたします。

お好きな形やアルファベットのオーダーを承っております。また、チェーンの物をポストに変更も可能です。
販売価格¥6,000〜

10月16日（水）13:00〜18:00
10月17日（木）13:00〜17:00
10月18日（金）13:00〜16:00
10月19日（土）13:00〜18:00
10月20日（日）13:00〜18:00
10月21日（月）13:00〜18:00
10月22日（火）13:00〜18:00　

イメージモデルの高力咲菜恵さんも店頭に立ってくださいます。
19日(土) 20日（日）14〜16時。

お楽しみに！

 
みなさま、どうやって文字を選ぶのですか?の問いに「自分のイニシャルが多いですが、好きな言葉の頭文字や思い出のひとのイニシャルなど。
意外な理由で選ばれる方もいて自由で楽しいですよ」と答えてくださいました。

「ファッションに感度の高いひとが敢えてどうしてハンドメイドアクセサリーでなのでしょう？」
「作家さんはどうやって作品を制作してるのでしょうか？」
アクセサリーブランド「shinono」の寺井詩乃氏にインタビューさせていただきました。

◼︎ 寺井 詩乃氏のアクセサリー制作方法 ◼︎
1、金型を作って、板を抜く方法。
2、原型を作ってキャスト（鋳造）して大量に作る方法。
3、レーザーで板を抜く方法。
4、糸鋸で形を切り抜く方法。

まず、1の金型での方法をご説明します。
型取りをしない理由としまして、イニシャル分の金型をまず作成しなければいけません。
これを作るのには10万円程度のコストがかかりますので、イニシャル全て作るという事も非現実的なので、個人での作成は難しい事が理由です。

2のキャスト（鋳造）だと、1つ原型を作ってキャストすれば沢山作れます。しかし、キャストだと今の様な板の面をパシッと出す表現が中々出せません。凸凹とした光が目立ってしまい、仕上げが非常に難しいです。

3のレーザーが一番私がしている事に近い方法です。しかし、こちらはレーザーの費用代がとても高額です。あと、仕上がりがちょっと冷たい印象になります。レーザーで抜いた後、角を一個一個丸くヤスリなどで落としていけば、今に近づけるとは思います。
ただ、この場合、レーザーにプラス手作業のコストが含まれるので、結局コスト面、作業面で二度手間になってしまいます。ちなみにこちらは海外生産が出来たりもします。安いコストではありますが、大量に生産しなければなりません。

4の糸鋸で形を切り抜く方法。現在この方法で作成している理由としましては上記の方法と天秤にかけた時、仕上がりの風合い、コスト面共にベストな形だと思っております。形を抜いて磨きをかけた時、レーザーで抜いた時の工具のパーツの様な冷たい印象ではなく、温かみのある形に仕上がります。

・お手入れについて
本体の素材は真鍮に１８金メッキ加工、ピアスのポスト部分のみシルバーに１８金メッキで仕上げてあります。
汗などは柔らかい生地で拭き取って頂くか、中性洗剤で洗浄してから袋に保存ください。

お客様への利点としましては、イニシャルやモチーフの形がキラリと光輝く事で、カッコイイ印象になる事を意識しております。
大量生産ではないので、一つ一つ丁寧に仕上げております。手に取っていただいた時、お客様が想いのあるイニシャルをより温かい印象で尚且つ大事にずっと使って頂ける事を願っております。

◼️作家プロフィール

Shinono
寺井 詩乃
accesories&jewerly designer

京都精華大学造形学科 版画専攻卒業
アパレル向け、通販OEM アクセサリー会社で営業企画として勤務。
その後転職し、「Jupiter」のデザイナーを経て、現在フリーランスで「shinono」を立ち上げる。
主にordermadeにてジュエリーの制作を行っております。
http://www.shinono.info

タピエスタイル ルクアイーレ店
大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ4Fイセタンクローゼット
open:10:00～21:00　phone:06-6459-7768
http://tapiestyle.jp/shop/lucua/