2019AWの記事はこちら→ http://tapiestyle.jp/news_post/ohta2018aw/

みなさまこんにちは。
タピエスタイルでは「ohta」(オオタ)の春夏コレクションのお取扱いがはじまりました。

2019年春夏コレクションのテーマは“梅に鶯”。
「梅に鶯」ということわざにもあるように、鶯と梅は切っても切り離せない2つのものの調和を意味しています。
短歌や花札などにも用いられ、古くからの日本文化のように思われますが、実は中国から伝わったものだという事はご存知でしょうか？
そのため、中国の漢詩にも梅と鶯の組み合わせはよく題材として登場します。
日本には奈良時代に伝わり、そこから深く親しまれるようになりました。

タピエスタイル では、今回のコレクションからシャツやスカート、アウターをはじめ小物アイテムもお迎えしております。

写真やドローイングを織り交ぜて描かれたテキスタイルが印象的なシャツです。
シンプルなパンツと合わせればコーディネートの主役として華を添えてくれます。
ゆったりとしたメンズサイズにさらりとした生地感がこれからの季節にぴったりです。

フロント、バックそれぞれにあしらわれた布地が空気を宿し、春風に美しく揺らめきます。
大きめの袖元も華やかなデザインに引き締め感を与えるアクセントとして効果的です。
ダークカラーは同テキスタイルのスカートと合わせるとワンピースのようにもお楽しみいただけます。

ドローイングで大胆に表現された鶯の羽や梅の蕾が印象的なスカートです。
深いグリーンの落ち着いた色遣いが上品な印象を演出しつつ、
バッグのリボンが愛らしさを感じさせてくれます。
また内側には緑だけでなくレッドの布も隠れていて、動きに合わせて変化する表情感も魅力的です。
またエプロン部分は取り外しも可能になっていて、前後反対にしたり、
リボンをサイドにしてみたり、いろんな装い方で楽しめるアイテムとなっています。

（入荷はブラックのみとなっております。）
メンズシャツとお揃いのテキスタイルが描かれたジャケットです。
こちらはリバーシブルデザインとなっていて、絵柄を表面に出すと、シンプルな黒のジャケットから鮮やかな印象に一変します。
1枚あれば、シーンに合わせてそれぞれ使い分けられるのも嬉しい1品です。

梅の花を彷彿とさせる深みのあるレッドカラーのロングジャケットです。
ストンと落ちるシルエットとしなやなか生地感が女性の上品さを引き出してくれそうです。
気分を替えてアクセントをプラスしたい時は、
付属のリボンでウエストをきゅっと絞ればフェミニンな印象にも変化してくれます。

前後で長さも形も異なる布地が全体を覆うスカートは、
生地と生地の織りなす陰影のコントラストについ目を惹かれてしまうアイテムです。
ウエスト部分をパタンと折りたためば襟元のような形になり、
ベーシックなブラックカラーのスカートにもothaのこだわりが感じられます。

一見素朴なシャツには、よく見るとステッチで描かれた梅や鶯を彷彿とさせるデザインが施されています。
着ているとつい触れたくなりそうなシャツは撥水性もあり長く愛用いただける仕様になっています。

（こちらのパンツは入荷しません。）
裾に行くに連れて丸くなるフォルムがゆったりと身体に馴染むシャツです。
前後で異なる丈感がシャツインにしてもちょうど良い長さになっています。
フロントのボタンも隠しボタンになっているので、無駄のない洗練された印象を一層引き出してくれます。
こちらはブラック・グリーンの2色展開にてご紹介いたします。

ohtaのお洋服は身に纏った時の皮膚との距離感をいつも意識して作られています。
見た目ではシンプルなシャツも着用した時の丁度良い着心地、
フォルムにこだわって仕上げられています。

（こちらのお色は入荷致しません。）
手紙の封筒をモチーフした人気のletterシリーズはふっくらとした形のかぶせが愛らしいです。
シーンを選ばず使えるブラックと、梅を思わせるレッドの2色をご紹介いたします。
内ポケット付きなので、一見小ぶりながらしっかり容量もあります。
素材には日本製のなめし牛革を使用していて、
少しずつ肌に馴染む革ならではの経年変化もお楽しみいただけます。

洋服を取り巻く市場の閉塞感。反して未来に向けて加速するネット社会。
「洋服とは何か」と改めて問いかけた時、それは自分の本当に着たいと思う洋服。
自分のパートナーとの生活に取り入れたい洋服という答えに行き着くそうです。
好きな人たちとは見ていたい景色や環境、口にする食べ物など生活における価値観も不思議と似ているものです。
お金のためにだけに服作りをしている訳ではない。
けれども長く創作活動を続けていくため、決して無理はしない。
純度を高く洋服に昇華していくことを目指すのがohtaのスタイルです。

デザイナー太田雅貴氏自身も「気に入ったものができた」という今回のコレクション。
コレクターはもちろん、はじめましてのお客様にもきっと楽しんでいただける一品となるはずです。
春の訪れとともに、縁起の良いものとしても象徴される梅と鶯。
晴れやかに色づく新しい季節。
何かを始める門出の装いにもぴったりなohtaのお洋服をぜひ店頭にてお手に取ってみてください。

写真はイメージです。
色や柄等、実際のお品物と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

タピエスタイル　ラクエ四条烏丸店
〒600-8009
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町101
LAQUE四条烏丸 2F
http://laque.jp/
Tel ：090-8821-8681
Open：10:30～20:30（休日等はLAQUE四条烏丸に準ずる）